5月2日(日)
一部参加も含めて総勢は10台の参加となりました。天気は2日間とも晴れでした。朝7:30集合出発です。
まずは一部開通している自動車専用道路、有明海沿岸道路を目指しました。
有明海沿岸道路は有明海をぐるっと回る形で計画されている地域高規格道路です。無料で通行できます。現在、大牟田〜大川など、一部が開通しています。現状がどんな様子か見てみるために走ってみました。
参加者のひとり、Aさんはバイクの排気量が足りず、自動車専用道路(125cc以上)を通行できないので、下道を行くことに。
大牟田ICから大和南ICまで12kmほど、一気にビューンと来ることができました。信号が無く、速度標識は70kmでした。有明海というよりは、広々とした干拓地が眺められる風景でした。未開通区間は信号が多く、車も多くて進みが遅かったです。
大川東ICを降りた後、Aさんとの合流に少々手間取ることになりましたが、携帯電話のおかげで無事合流できました。
結局、下道と有明沿岸道とどちらが早いかというと、有明沿岸道のほうが早いかな、という感じでした。柳川市の未開通部分が開通したら、断然有明沿岸道の方が早くなるでしょう。
将来は熊本、天草の方まで繋がるかもしれないとのことです。早く開通するといいですね。
次に道の駅厳木へ。ここで福岡のIさんと東京のSさんと合流しました。GW中は、どの道の駅も混雑しているようでした。
そして一路鷹島へ。海道という食事処に行きました。唐津・呼子方面への国道は渋滞していましたが、道の駅厳木から1時間ほどで着きました。鷹島への大橋の開通のために開発されたという鷹島名物「魚島来めし(おとこめし)」をみんなで食べました。大変美味で一気にかき込んでしまいました。魚島来めしは980円です。
鷹島は元寇の戦場となった場所です。鷹島沖には元軍の船舶が沈んでいて海底遺跡となっているようです。その元寇をメインに資料が展示してあるのが鷹島歴史民族資料館です。非常に大きな碇の石を見ることができます。その碇を見ると元軍の船は相当大きかったということがわかります。
元寇の舞台になったということで鷹島にはモンゴル村という施設もあります。モンゴルの遊牧民の移動式住居のゲルがあり、宿泊もできます。見晴らしのいい場所もありました。
モンゴル村には動物も何種類かいました。なぜかダチョウもいました。駐車場にはソフトバンクホークスの勝利を祈願する必勝モニュメントがありました。王貞治氏の直筆による必勝という文字が刻まれています。
鷹島への行き帰りで、鷹島肥前大橋を二度渡りましたが、高くて大きく立派な橋でした。海もきれいな色をしていました。
鷹島を後にして次に向かったのが、いろは島展望台でしたが、道を間違え、ふもとの国民宿舎へ来てしまいました。花と冒険と島という島へ歩いて渡れたため、少し散策をしました。
宿へ行くにはまだちょっと早いかなと思い、ぼたんと緑の丘へ寄りました。有料の施設内までは入りませんでしたが、牡丹がきれいに咲いているのを垣間見ることができました。
浜野浦の棚田です。日暮れ前で夕日の棚田を撮影しようと、カメラマンたちがたくさん詰め掛けていました。
今回、宿泊したのは民宿まつもとです。すぐそばに玄海海上温泉パレアという温泉施設があります。潮が満ちていれば、施設が海上にあるような感じになるのですが、上の写真では潮が引いています。
民宿まつもとでの食事です。海鮮料理がとてもおいしかったです。特に情報もなく、温泉施設が近いからというだけで、適当に選んだのですが、とても良い宿でした。
5月3日(月)
翌朝、改めて浜野浦の棚田へ行きました。恋人の聖地とうたい、観光地化されていました。観光地化されるだけあって、棚田の景色はとても美しかったです。
玄海エネルギーパークです。原子力発電所と併設されているテーマパークです。テーマパークというよりは原発のPR施設です。子供も大人も楽しめるのではないかと思います。入り口前ではイカが回っていました。
施設内を新人のガイドさんに案内してもらうことができました。メインは原発の仕組みを解説・展示したものですが、それ以外にも、ふるさと館や原発の廃熱を利用した温室などもあります。
ふるさと館は九州の工芸や芸能を紹介してあり、意外と興味深く見ることができました。このエネルギーパークは無料ですし、見るものもたくさんあって、オススメです。
波戸岬です。海水浴場や海中展望塔があります。景色のいいところです。
波戸岬の先の方にある玄海海中展望塔です。550円と、料金がちょっと高いかなと思います。
昼食に呼子のイカを食べに行きました。とにかく人が多かったです。イカはおいしかったです。
呼子からの帰り道、対抗車線は渋滞していました。呼子付近には二輪車用押ボタンのある信号がありしまた。押さないと信号がいつまでも青になりません。気付かずにしばらく待つ羽目になってしまいました。
唐津の虹の松原です。
熊本への帰り、金峰山の裏の方での展望です。帰り道は眠気との戦いでしたが、無事帰宅することができました。
今回のツーリングは海鮮料理に舌鼓をうつ美食ツアーになりました。走るほうも渋滞にも巻き込まれることなく、良い旅となりました。
2010GW 鷹島ツーリングレポート
2010/05/08 15:07
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